「あの子にあいたい。
もう一度だけでいい。
みおにあいたい。」
すべては、この想いから始まった。
りお!魔法使いになる
りおは、キツネ族の女の子。
みおは、ねこ族の女の子。
りおとみおは、魔法が使える世界
「ゆすら国」に住んでいます。
「りお」と「みお」はとっても仲良し。
ごはんを食べる時も
夜、寝る時も一緒。
りおもみおが大好きで
みおもりおを大好きで
ずっと一緒に仲良く暮らしてました。
でも、ある日・・・
とつぜん、みおは、
お星様になってしまったのです。
りおは、悲しくてさびしくて
何よりも
みおに会いたくて
毎日毎日、泣いていました。
体がカラカラになるくらい・・・
それでも涙が止まらなくて
りおのまわりに
湖が出来てしまうかと思うくらいに・・・
何か月も毎日泣いてばかりいた、りお。
ある日、ふしぎな夢を見ました。
「りお。元気出して。
きっとまた、会えるにゃよ。
りおが、みおを
天使にしてくれたら
会えるだって!
待ってるにゃぁ~ん」
びっくりして飛び起きたりお。
「あれは・・・???
夢?だよね?
でも・・・。」
夢だけど、夢だと思えなくて
りおは、たくさんたくさん考えました。
みおを天使にする。
それはきっと、りおが魔法を使って
みおを天使にして呼び出すっていう事なんだと
りおは思いました。
「よし!
とりあえず、やってみよう!
がんばって、魔法をおぼえよう!
みおに会えるなら、
がんばってみる!」
みおに会いたい。
その想いだけで決めました。
体をきたえるために、
ご飯もしっかり食べて
毎日しっかり寝て、
たくさんたくさん勉強もしました。
魔法の勉強は、とっても難しかったけれど
みおに会いたかったから
あきらめたくなかったから
毎日毎日、がんばり続けました。
何日も、何か月も。
そして、ついに!
りおは、魔法をおぼえて
魔法使いになれました!
魔法使いになった、りおは
みおを呼び出す準備を始めました。
第2話へつづく・・・。
コメント
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[…] 「りおとみお」序章:第1話・第2話はこちらから。 […]
[…] 「りおとみお」序章:第1話・第2話はこちらから。 […]
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