小さなヒカリ
僕は小さなヒカリを見つけた
とても小さいけれど
僕にとっては大事な宝物なんだ
理不尽な大人達に振り回されて
理不尽な世の中に振り回されて
僕は僕でいられなくなっていたんだ
ココロは壊れてしまうなんて
考えた事もなかった
目の前の事に必死で
目の前の事が大事で
生きることに必死だった
だからこそ僕が見つけた小さなヒカリは
僕にとって宝物なんだ
どんなに小さくても
どんなに遠くても
見つけたヒカリを追い求める
もう逃がしたくないんだ
これが最後のチャンスだ
僕が僕でいられるために
小さなヒカリが必要だ
記憶とヒカリ
僕には記憶がないよ
僕には思い出がないよ
僕に家族はいるのだろうか
誰も教えてはくれない
けれど
僕は僕はなりに結論を出したんだ
「僕に家族はいなかった」
そう思う事で前に進めると思えた
それを聞いた君はこう言ったんだ
「寂しいね」
僕はその言葉を聞いてびっくりした
僕は寂しいと思われるんだ
と、いうことに…
でも、僕は寂しいとは思わないんだ
寂しいという感情よりも
希望という名のヒカリを
夢という名のヒカリを
見つけられたんだよ
僕には記憶がないよ
僕には思い出がないよ
でも
僕の人生は僕のものだ!
僕が今、楽しくて
僕が今、笑顔でいて
それがヒカリの道を進む勇気に変わるんだ
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